尼崎市民、周辺地域の人々を対象に約9日間のワークショップを開催した。このワークショップでは尼崎​の農園や尼崎の森中央緑地の土、周辺で採集した竹の葉や柿の枝などを顔料化にするところからはじまり、約35名の参加者と共に2m×5 mの大型作品を制作した。尼崎の森中央緑地では特別に植物の収集許可をいただき、その場の植生を観察し実際に葉や枝などに触れながら土を収集した。第一回の制作日には、収集した土の顔料で人生で１番小さな点を打つことから始めミクロの世界からマクロの視点が生まれてゆくことを体感してもらっている。初めは真っ白な布を前にして途方に暮れるかもしれない。だけど、土や葉など馴染みのある素材で小さな点をみんなで打ち続けてみたらどうだろう。あっという間に大きな草木の精霊が現れた。

ドドド！アート！イベントレポート：
https://note.com/coconiaru/n/n9162cb954bb3