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里山で生きる者たち

土遊び 土で絵を描くワークショップ

2022.2.22–3.6

横浜市歴史博物館(神奈川県 横浜市)

緑区の土、煤、灰、顔料、帆布

横浜市緑区の子供達と焚き火から灰や煤ができる様子を観察し長津田周辺の土を採集し細かく砕き振るうなどして1ヶ月かけ緑区の天然顔料数種類を一緒に作成。
「にいはる里山センター」で緑区の自然観察を行い、そこから里山の絵を描いた。

中央作品の木の苗、根の部分に宿るのは子供達が描いた「里山を見守る生き物」達。
自然観察で学んだ命の循環、土ができるまでに想いを馳せながらオリジナルの生物達を描いた。
左右の4匹の生き物はオオタカ、ヒミズ、ルリボシカミキリ、ツマキチョウ。
全て緑区の里山に生きる者たちだ。

にいはる里山センターで自然観察をした際にこの地に生きる者たちをスタッフの方が教えてくれた。彼らの背中にも子供達が描いた精霊が見守っている。周りの植物も少し個性的にはなっているが里山に自生している植物。
山のなかでは小さな者から大きな者まで食べて食べられて生まれて朽ちて、みな循環して生きている。人間の営みもその中にあり、植物や動物達と寄り添いながら生きている。

この作品は豊かな里山からの招待状。
今度はあなたの身体で作品内の生き物達に会いにいって欲しい。


主催:よこはま縁むすび講中実行委員会
http://yokohama-enmusubi.jp/report/tsuchie.html

里山で生きる者たち

©︎2023-2025 HARUNA SUGISAKI.

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