南アフリカヨハネスブルグ在住。レソトから近い南アフリカの東ケープ州出身のパートナーがいる。国際基督教大学卒業、都内のコンサルティングファームで勤務後、2019年に南アフリカに移住。タイガーモブ株式会社にて、インドや中東、アフリカ地域を中心に、海外教育プログラムのコーディネートを手がけている。2021年から2023年にかけて、南アフリカの国立大学University of the Witwatersrandにて修士号を取得。在学時にOpen Society University NetworkによるResearch Creationコースを受講し、Migration and the Artsをテーマにした展示に参加。ヨハネスブルグとLGBTQAI+の移民をテーマに作品制作をした。2024年よりインドでアート活動をしているNPO法人ウォールアートフェスティバルの理事に就任。

レソト王国に初めて渡航したのは大学3年の2019年。それがきっかけで2020年に大学を休学し、レソトで現地の人達と小さな村で教育プロジェクトを行うためにクラウドファンディングを行った。その後1年間レソトに滞在し、小さな村で子どもたちにカメラを渡して子どもたちが写真を撮る、フォトグラフィー・メンターシップ・プロジェクトというカメラと教育を組み合わせたプログラムを主に担当し、子どもたちの写真を使って日本やレソトで写真展も開催した。現在は日本で会社員として働きながら、レソトと日本を繋ぐをテーマに学生をレソトに派遣するプログラムに携わっている。

現代美術家 1994年横浜生まれ大磯在住
2017年東京造形大学絵画科卒業。大学在学中、"天然顔料"という素材に魅了され独自の技法で顔料づくりと作品制作を行う。卒業後はフィールドを海や山に移し、人間の営みと自然の生命力の交わる接点に着目し絵画や陶芸、インスタレーションなど様々な表現方法で自然とのコンタクトを試みる。代表的な作品に、訪れた地で採取した土や植物、 煤など自然由来の素材を滞在地域で収集、顔料化し市民や学生と共に壁画を描く《土遊び》や、廃材を収集しその土地の道祖神を作る《精霊づくり》などがある。近年では日本だけではなくインドや中国などへ制作の場を広げ勢力的に表現活動を行なっている。